【バケツの穴を小さくすれば年間90万円】月の手取り20万円でも、貯める力を育てる方法はあるのか
こんにちは、ナツキです😊
以前、下の記事でお金にまつわる4つの段階についてお話ししました。
今回はその中の「貯める」に関する話です。
この記事を読んでる方の中には、
「なぜかお金が貯まらない!」
「いつの間にか貯金が減ってる!」
と思われている方がいるんじゃないでしょうか?
そんな方に朗報です!
今回の記事を読めば、
✅なぜお金が貯まらないのか
✅どうやったらお金を貯めることができるのか
がわかります。
ではさっそくいきましょう!
■私たちは日々、水入りのバケツに穴を開けている
私たちはバケツに穴を開けて生活している
この言葉が理解できていないうちは、貯蓄を増やすということは難しいでしょう。
私たちがこの資本主義社会を生き抜くにあたって、必ず支出が発生します。
食費、家賃、光熱費…などなど、日々生活をするだけでお金がかかるのです。そんな日々支出がある中で、お金を貯めるには?どのようにすればいいのでしょうか。
答えは簡単、支出を減らすんです。
ふざけてませんよ!笑
ただでも、ここで説明を終わるのはこのブログの存在意義に関わってくるのでもう少し。
収入と支出、お金をうまく貯めるにはこの2つをコントロールする必要があります。
この2つを考えるときには、水の入ったバケツを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。
こんな感じ↓
バケツはそうですね、自分の貯蓄を貯めておく場所、銀行にお金を預けている人であればATMだと思ってください。
そこから日々お金を引き出したり、引き落としによって様々な支出が出ていっています。
サラリーマンをしている人であれば、収入は給料と言ったところでしょうか。
お金を貯める際の計算式は簡単。
つまりは支出が収入を上回ることがなければ、貯金は増える一方なんです。
バケツの図で説明すると、
穴から出ていく水よりもバケツの口から入れる水の方が多ければ、中の水が尽きることはなく増やせるんです。
何当たり前のこと言ってんの?と思う人がいるかもしれませんが、できていない人が本当に多い。
ただでもそれは皆さんが悪いのではありません。穴を開ける側が上手いんです。
そう、バケツの穴は自分から開けるというよりも、外から「開けて」と言われて開けることが多い。
ーーーーーーー 具体例 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例えば、家電量販店。
ある夫婦の家庭で洗濯機が壊れたので、近くの家電量販チェーン店に向かったとします。
なんとその日は大セールをやっていて、さまざまな製品が40%OFFに。
これはいい日に来たと、当初の予定にはなかった冷蔵庫・電子レンジ・TV・ゲーム機・ヘッドホンを購入。
現在の貯金を一気に減らしたくないのでカードの分割払いで支払いを済ませました。
そして夫婦は満足げに帰路につきました。
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上の話はどこが悪かったんでしょうか?
必ずしも良くないと言うことはできませんが、気になるポイントはいくつかあります。
まず夫婦の収入・貯蓄状況です。
支払いをクレジットカードの分割払いで払っています。
余裕があるのであれば一括で払うはずです。分割払いは手数料がかかってしまうので。
そして分割払いということは何ヶ月かにわたって、一定の支出が発生するということです。
さっきのバケツの例ではほとんど固定費をあげていました。
日々の支出の大部分を占めるのは固定費です。
つまりは固定費を削減すれば支出を抑えることにつながるんですが、分割払いはその逆です。
次に、予定になかったものを購入した点。
いくら40%OFFと言っても、無料ではありません。本当に購入したものが必要かどうか考えてから購入したのでしょうか?
洗濯機のほかに冷蔵庫や電子レンジも壊れていたり、長年使っていて替え時であれば問題ないかもしれません。
ですが、そうでない場合、単に安くなってたからお得だと勘違いして買うのはリスキーです。
ましてやそれを購入するお金を十分に持っていないのであれば。
人は
という言葉に弱い。
そういった言葉がついていると、まるで購入しなければならないように考えますが、本当に今の自分に必要なのか考えてから購入しましょう。
このように人は常にバケツに穴を開けて水を垂れ流しながら生活しているのです。
■まずは穴を塞ぐことから
本題に戻って、
貯金を貯めるのであれば、支出を減らすにはバケツの穴を塞ぐとお伝えしましたが、その具体的な方法をお伝えしましょう。
下の図を見てください。
うわぁ……。
めちゃめちゃ出てますね…。
何がひどいってどう見ても入ってくる水と、出ていってる水量がほぼ同じなんですもん。
実際に数字にしてみましょうか。
割と大袈裟に設定したつもりですが、結構こんな人います。
これでは月当たりの貯金額は3,500円です。
そりゃ貯まらんでしょ……。
この穴だらけの収支バランスを少し改善してみましょう。
では改善したものの一例をどうぞ。
さてどうでしょうか。
一気にここまでする必要はありませんが、固定費やその他支出を少しでも削減するとその効果は絶大です。
だって合計金額月当たり73,500円も減ってるんですもん。
これを年間で考えると73,500 × 12 = 882,000円!
年間約90万円もの節約を実現できるとは恐ろしい。。。
ここまで無駄遣いしていないよという人でも一度支出を見直してみる価値はあると思います。
特に電気会社を変更したり、格安スマホに変えるなんかはすぐに実践できてかつ、節約効果が大きいのでおすすめです。
■ストレスなく貯めよう!
今回は貯める力、固定費の削減などについてお話ししましたが、
実践するときに大事なのはストレスのかからないように、徐々に削っていくこと。
例えばサブスク代や娯楽費は一気になくしてしまうと、日常に刺激や楽しさがなくなってしまうので自分にストレスがかかってしまうこともあります。
自分にご褒美は時には必要です。
「節約しなきゃ」と焦って、いきなり娯楽費を0にするとか
旅行にかなりの頻度で行ってたのに全く行かなくなったりとか
無理をするとどこかで反動がきて余計に無駄遣いをしてしまうことも。
無理のない範囲で実践していきましょう。
貯める力をつける目的は「人生を豊かにする」です。
無理な節約・倹約で自分から豊かさを奪わないようにしてください。
ということで今回は以前のお金にまつわる4つの段階のうち「貯める」ことについて具体的にお話ししました!
また他の段階についても近々お話ししますので楽しみにしててください!
それではまた👋