【投資初心者はここから始めるべき?】つみたてNISAとは何か、ざっくり解説します。(メリット・デメリットあり)
今回も当ブログの記事を読んでいただきありがとうございます!
これまでクレジットカードに関する記事が若干多めでしたが、今回は少し外してつみたてNISAについてお話ししたいと思います。
つみたてNISAという制度ができてからはや3年ほど経ちますが、いまだに内容を認知している人が少ないのが現状です。
日本証券業協会の調査によると、つみたてNISA口座における投資未経験者の割合は
83.1%であるとか。
知ってるけどやってないという人もいると思うので必ずしもこの数字がイコールつみたてNISAを知らない割合というわけにはいかないと思いますが、それでも正しく認知している人の数は少なそうですね。
今回はそんな知っておいたら得するのに、というつみたてNISAの概要を解説していきます。
では早速見ていきましょう!
■つみたてNISAって何?
つみたてNISAとは2018年から開始した投資の非課税制度です。
とかいうとアレルギー発生する人いますかね?笑
非課税とか投資とかなれない言葉が並ぶとどうしても、避けてしまいがちですよね。
そんなに身構えんといてください。わかりやすく解説しますんで。
そしてこの記事は、
みたいな方はぜひ最後まで読んでいってほしいですね。
概要説明した後にメリット・デメリットを解説するので、イメージを掴むにはいい記事なんじゃないかなと思います。
話を戻して、積み立てNISAとはめっちゃ簡単にいうと
超長期的な少ない額から始められる投資を支援する制度
みたいな感じです。
ただざっくりしすぎですし、この程度の理解では誤解してしまう可能性があるのでもうちょいちゃんと説明しますね。
みなさん投資っていうとどんなイメージを持つでしょう?
・リスクが大きい
・株価チャートとか毎日チェックして疲れそう
・専門的な知識がないと利益を上げるのは不可能
こんな感じですかね?
積み立てNISAも大きい分類では投資に含まれるといってもいいでしょう。
ですが、上記のような特徴はありません。
積み立てNISAを箇条書きで説明するとこんな感じでしょうか。
上記踏まえた上でメリット・デメリットの説明に移りたいと思います。
■メリット
【その1】税金がかからない
さて先ほどから非課税、という言葉を何度か使用しています。
今回記事にしている積み立てNISAは投資の中でも、株式投資という部類に入りますが、実は株式投資で得た利益には普通、税金がかかるんです。
会社の給与に所得税がかかってくるのと似たような感じですね。
で、その税金の額なんですけど利益の20.315%をしょっ引かれるんです。
イメージわかないですか?じゃあ、ざっくり具体例出しましょう。
株式投資で10万円の利益が出たとします。そのうち20.315%は税金として引かれるので
100,000 ー 20,315 = 79,685
つまり、利益の手取りは79,685円になっちゃうんですね。
投資の利益に税金がかかるって知らない人意外と多いので注意しましょう。
ですが、その税金が積み立てNISAを含むNISAという制度の中ではかかりません。
したがって、利益額全てを受け取ることができるのです。
【その2】少額から始めることができる
最近はネット証券が発達してきて、かなり少額から投資を始めるサービスが整ってきました。積み立てNISAも100円から始めることができます。
松井証券やSBIネット証券など色々ありますが、この記事では楽天証券をお勧めしておきます。
以前書いた「楽天」関連の記事を読んでくれている人が多いであろうという願いを込めていっているのと、シンプルに口座開設などでポイントがもらえたりするので普通にお勧めです。あと言わずと知れた大手なのでNISA口座を解説するときの手順の説明なんかも丁寧ですしね。
【その3】ある程度放ったらかしでもOK
これ誤解してほしくないんですけど、完全放ったらかしはNGです。
ただ、みなさんが投資ときいて想像するチャートを常に見張って、寝る間も惜しんで株の売り買いをするみたいなイメージとは全然違いますよといいたいだけです。
そもそも超長期投資なので短期間で状況を見張ってもあまり変化ありません。
徐々に徐々に増えていくことが期待できる投資方法なのでずっと見張るのではなく、「自分の収入が増えてもう少し積立額を増やしたいな」と感じたときに見たり、「1年に1回など期間を決めて見ていれば問題ないよ」、ということですね。
【その4】いつでも引き出すことが可能
これはある意味デメリットかもしれませんが、また別の記事でお話しするiDeco(イデコ)とは異なり、積み立てNISAはいつでも投資している額を引き出すことが可能です。
※iDecoとは自分で積み立てていく個人型確定拠出年金のこと
iDecoは原則60歳までは引き出すことができない積立制度なので、その年まで預けているお金は動かすことができません。
その点積み立てNISAはいつでも口座から引き出すことができます。
ある意味デメリットというのは人によっては利益が出るまで我慢できず使ってしまうリスクがあるためですね。
【その5】ほとんどの確率で利益が出る(注意事項あり)
はい、これなんですけど、改めて認識しておいていただきたいのは積み立てNISAは投資です。
利益が必ずしも保証されるわけではないことを覚えておきましょう。
なので特に短期的な投資を行なった場合に損をすることもあります。
ただし、過去にリーマンショックなどの株価大暴落が起こった時は急激に下落したとしても長期的に見れば落ち込んだ景気は復活します。
なので長期的な目線でいれば徐々に上がっていく商品が多いので、あまり心配はしなくても大丈夫でしょう。
そしてつみたてNISA始めるにあたっていろんな金融商品の中から選ばないといけないんですけど、おすすめは
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
という商品です。
こちらはアメリカの株式市場と連動している金融商品ですが、詳細をかくととんでもなく長い記事になるので、別の記事でまとめますね。
とりあえずお勧めを知っておきたい!という方向けに先にお伝えいたしました。
■デメリット
【その1】ロールオーバーができない
ロールオーバーとはNISAの非課税期間が終了した後に別の非課税枠に保有している金融商品を移すことです。
例えば積み立てではなく一般のNISAでは非課税期間が5年と定められており、その期間が終了しても別の非課税枠へ金融商品を移すことで再度5年間非課税枠として確保できる制度なんですけど、積み立てNISAはそれができません。
【その2】非課税枠として利用できるのは年間40万円が限度
積み立てNISAは年間で積み立てできる合計金額は40万円までと決まっています。仮に20年間運用する場合はマックス800万円ですね。
つまり、株価やそのときの経済状況にも多少左右されますが、増やせる利益に上限があるということです。
投資慣れしている人からすれば、少し物足りないかもしれません。
しかし、投資初心者にとってはそもそもいきなり大金を投資に突っ込むことは考えにくいのであまりデメリットでもないかもしれませんが。
【その3】長い期間待てない人には向いていない
再度お伝えしますが、積み立てNISAは超長期的に運用するのが良いとされています。10年も20年も待ってられないよという方には向いていませんね。
あくまで将来の自分のために積み立てておくものです。
ということで今回は積み立てNISAを紹介いたしました。両◯長や、バ◯ェット太郎さんなど、金融関連の情報を発信されてるインフルエンサーの方が情報発信をされてるおかげで、かなり投資やNISAに対しての理解を深めている方の割合も増えたんじゃないかなと思います。
でもやっぱり僕の周りにも金融リテラシーが低い大人が多いです。
毎日5分だけでもいいで一緒に勉強していきましょう!
それではまた次の記事で!
さよなら〜👋