5分で読める社会人の基礎知識【ナツキ】

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【前回記事の続き】楽天主要3カードの比較 ”楽天ゴールドカード編”

さて、前回は楽天カードについて話してましたが、

今回はその続き。

楽天ゴールドカードについて、その特徴をまとめます。

 

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まあ、以前書いたこの記事、

gohun-de-yomeru.hateblo.jp

 

これの内容に共感できなかった人は読まなくて大丈夫です。

本当は前回の楽天主要カードを比べる記事に書きたかった内容が収まり切らずに、この記事に書いてるだけですしね。

 

それに今回説明する楽天ゴールドカードは2020年以前に比べて、改悪されているのであえてお勧めはしません

ただし、状況によっては相性の良い方もいるかもしれないので興味ある方だけキラクーに読んでいってください。

 

 

■まずは楽天ゴールドカードの特徴を見てみよう!

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さて本題。

楽天ゴールドカード。

 

まずは条件がまとまったものをみてみましょう。

 

年会費      :2,200円

ブランド     :Master、Visa、JCB

利用可能額    :Max200万円

付帯機能     :Rポイント、R Edy

ポイント還元率  :1%還(100円につき1ポイント)

サービス・保険  :ETCカード、家族カード、海外旅行損害保険

SPUポイント倍率 :2倍(楽天市場での利用で)

 

【その他ゴールドカードの特典】

・国内空港ラウンジを年間2回無料で利用可能
・トラベルデスクが無料で利用可能

ETCカードが無料で発行可能

・お誕生月サービス(誕生月に楽天市場楽天ブックスで利用するとポイント+1倍 ※上限2,000ポイント) 

 

さて一つずつ見ていきます。

 

まず年会費は 2,200円。

楽天カードは永年無料だった分少しお得感は無くなってしまいますが、ゴールドカードの中ではかなり安い方である印象です。

 

 つづいてブランドは楽天カードでは選択できたAmerican Expressがありません。

しかし、国際2大ブランドのVISAMasterCardがついてるので作成時はどちらかを選べば問題ないでしょう。

国内でしか使う予定はないよ、という人はJCBでも問題ありませんね。

 

利用可能額については楽天カードが最高100万円だったのに対し、楽天ゴールドカードは200万円と倍になっていますね。

 

何か大きな買い物をよくする人にとってはありがたい金額です。

使いすぎにはご注意ですが…笑

 

付帯機能ポイント還元率サービス・保険SPUポイント倍率楽天カードとあまり変わりありませんね。

ただし、楽天カードの時は新しくETCカードを作成する場合、年間550円かかるのですが、ゴールドカードは無料で追加作成可能です。

なので必要ならば、作らないともったいないですね。

 

加えて、楽天ゴールドカード特有の特典もあります。

まず空港ラウンジが年2回無料で利用可能

 

これは飛行機を利用する身としては地味にありがたいですね〜

2回というのは少し物足りない気がしますが…。

 

それにトラベルデスクが無料で利用可能です。

旅行を頻繁にする方にとっては良いサービスです。

ただし、コロナ禍の今となっては利用自体が減ってしまっているので、ありがたみは以前に比べると半減していますね。

これも楽天ゴールドカード離れが起こっている原因の一つなんでしょうか。

 

そしてお誕生月サービスというものがあります。

内容は記載している通り、自分の誕生月に楽天ブックス楽天市場での利用でポイント倍率が+1倍されること。

 

実はこのサービスは改悪時に新しく追加されたサービスです。

ただ、自分の誕生月でないと使えないサービスであること、また内容もポイント倍率が+1倍になるだけとあまり魅力的には感じないものです。

 

では以前の楽天ゴールドカードはどんな条件で利用できたのでしょうか?

比べてみましょう。

 

 

楽天ゴールドカードの改悪前と改悪後

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さて長ったらしい文を書くのもあれなんで改悪部分を早速比較しちゃいましょう。

ハイ、ドンッ!

 

改定前

楽天カード利用でポイント+1倍  

楽天市場での楽天カード利用特典でポイント+1倍  

楽天市場での楽天ゴールドカード利用特典:ポイント+2倍  

常時ポイント4倍を獲得できていた

 

 

改定後  

 

楽天カード利用でポイント+1倍  

楽天市場での楽天カード利用特典でポイント+1倍 

常時ポイント2倍を獲得に変更

 

うーん、結構な改悪ですね。

改定後の常時ポイント2倍は通常の楽天カードでも付いてくる特典です。

以前まではそれに更にポイント2倍がプラスされていたゴールドカードですが、2021年4月から上記のように変更されました。

 

そりゃあ改悪って言われますよね。。。

 

これによって楽天ヘビーユーザーに人気のあったゴールドカードは解約数が増え、

 

楽天プレミアムカードへ変更

楽天カードへ変更

・他社のクレカに変更

のどれかを選択する人が多くなりました。

 

ただ上記のようにポイントで説明してもピンとこないですよね。

もうちょっとだけ具体的にみてみましょう。

 

以前までは楽天経済圏(※)に住まうものにとって 、

楽天ゴールドカードは、必須アイテムでした。

 

楽天経済圏については以下の記事の「■おすすめ理由4」をお読みください

【2021年】最強のクレジットカードはこれだ! - 5分で読める社会人の基礎知識【ナツキ】

 

なぜ年会費がかからない楽天カードではなく、年会費2,200円のゴールドカードが必須アイテムなのかというと年間11万円以上の利用で、年会費分のポイントが稼げちゃうからですね。

 

年間11万円以上の利用者の目線に立って、楽天ゴールドカードがどうなってしまったのか見てみましょう。

 

改定前

楽天市場での楽天ゴールドカード利用特典:ポイント+2倍  

→年間11万円以上利用するとこの条件だけで、2200ポイント稼げるので実質年会費無料にすることができるラッキー!

しかも利用すればするほど楽天カードよりも効率よくポイント稼ぎまくることができる!

 

・サービスや保険内容は楽天カードよりも 整っている

→年会費無料にできるし、それなら少しでも良いやつにしておいた方がいいよね

 

改定後  

 

・お誕生月サービス(誕生月に楽天市場楽天ブックスで利用するとポイント+1倍 ※上限2,000ポイント) 

→おいまじか、今までは月1万円利用してれば年会費分ポイント稼げたのに無理やん…。

 しかも上限2000ポイントって。年会費2200円なんですけど。

 

・サービスや保険内容は楽天カードよりも 整っている

→っていっても他社だと年会費無料でもっといい条件のカードあるし…。

 

という感じですね。

上記のように年会費を実質無料にすることが改悪後の楽天ゴールドカードはできなくなってしまいました。

 

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まあ、誕生月に20万円分の利用をすれば最大2000ポイントもらえるので、ほぼ無料にすることはできますが、そんな人はなかなかいないでしょう。

 

ちなみにこの2点、

 

楽天カード利用でポイント+1倍

楽天市場での楽天カード利用特典でポイント+1倍 

 

これで年会費を稼ぐことはできます。

ただしお勧めしません。

この程度のポイント還元であれば、他社の年会費無料クレカに付いています。

 

そうすると他社の年会費無料クレカは普通にポイントが返って来ますが、楽天ゴールドカードは年会費分のマイナスからスタートすることとなります。

 

まず2200ポイント稼いでお得なのはそれからだ!だとまあ、他のカードにした方がお得ですよね。

だって2200ポイント稼ぐにはまず22万円利用してからになるし…。

 

 

と、いうことで今回は楽天ゴールドカードの説明でした。

まあ結論、楽天ゴールドカードを契約する必要があるのかというと、

 

ない!

 

です。以上!

 

次回記事では楽天プレミアムカードをみていきましょう〜!

ではでは、さよなら〜👋